当院の特徴
当院は地域医療支援病院として、地域全体の医療や医療従事者の
技術水準向上において重要な役割を担っています。
東三河の中核病院として、救急医療、周産期医療及び災害・感染症発生時の医療などの政策的な医療の充実を図るとともに、 高度急性期及び急性期医療に重点的に対応し地域医療を支えることを使命としています。さらに、臨床研修指定病院として将来の医療を牽引する優秀な人材の育成に力を注ぐとともに、地域全体の医療職の育成を通して地域医療に貢献していきます。
救命救急センター
誰もが安心して
日常生活を送るための
責任と覚悟
救命救急センターを擁する救急指定病院として、
あらゆる救急患者さんに対応します。
第三次救急指定の医療機関として、現場に医師を迅速に運ぶ病院専用のドクターカーを運用しており病院前から積極的治療を展開しているほか、敷地内にヘリポートを敷設し東三河全域からドクターヘリによる重症救急患者を受け入れています。また、救急医療体制の充実により高度な集中治療を24時間365日提供するため、集中治療室の高機能化を図っています。このほか、医学生や研修医、地域の救急救命士を対象とした勉強会を開催し、地域の医療スタッフの質向上を通して地域医療に貢献していきます。
第二種感染症指定医療機関として
当院は、第二種感染症指定医療機関に指定されています。結核や麻疹(はしか)、インフルエンザ、HIVなど、既に知られている感染症から新型コロナウイルス感染症などの新しい感染症にも対応しています。そのため、WHO(世界保健機構)、CDC(米国疾病管理予防センター)、厚生労働省などから常に最新情報を収集し、先を見据えた感染対策を心がけています。また、感染対策で最も重要なことは「予防」であるため、国内外の流行状況をいち早く察知し、感染予防対策を講じ、「市民を感染症から守る」ことを使命として活動しています。
総合周産期母子
医療センター
質の高い医療で
お母さんと赤ちゃんの
健康をトータルサポート
総合周産期母子医療センターとして
万全の体制を構築しています。
当院は愛知県から総合周産期母子医療センターの指定を受けております。MFICU(母体胎児集中治療室)とNICU(新生児集中)を完備し、ハイリスク妊産婦や低出生体重児に対する高度な医療を24時間365日提供しています。
リスクや不安を抱えた妊婦さんを、
いつでも万全の態勢で受け入れます。
母体・胎児部門(産婦人科)と新生児部門(小児科)が連携し周産期におけるリスクに常時対応しています。地域のクリニックや産科より搬送されたハイリスク症例の妊婦さんについては全例応需を原則とし、医師ほか医療職の連携により地域のあらゆるハイリスク出産を受け止められるよう務めております。
新生児医療部門についてもハイリスク児の受け入れを積極的に行っているほか、地域の医療関係者に向けて新生児蘇生法講習会や周産期母子医療センター講演会を開催しており、東三河地域において新生児医療の中心的役割を担っています。
がんについて
質の高いがん医療を目指し、
患者さん一人ひとりと
向き合うことを
全スタッフが
目指しています
がん相談支援センター
平日月曜日〜金曜日(祝日、年末年始を除く)8:30〜17:00までに電話を
お願いいたします。
当院は、地域がん診療連携拠点病院に認定されています。
地域がん診療連携拠点病院とは
全国どこに住んでいても質の高いがん医療が受けられるよう、地域ごとに厚生労働大臣が指定した病院です。がんに関する診療体制や設備、情報提供、他の医療機関との連携などについて国が定めた基準を満たしています。すなわち、地域がん診療連携拠点病院は地域に密着したがんの専門病院のことです。
がん診療に係る機能の充実や、診療連携体制の確保などを目的に、平成18年2月1日付で「がん診療連携拠点病院の整備に関する指針」が通知され、当院も『地域がん診療連携拠点病院』に指定されました。
地域がん診療連携拠点病院の役割
- 質の高いがん医療を提供できるよう体制を確保し、地域の医療機関と診療支援を行う
- がんの緩和医療(がんの痛みに対する専門的医療など)の提供体制を確保すること
- 地域のがん医療水準の向上を図るため、地域の医療機関に対する研修に取り組むこと
- 地域住民に対して、相談支援センターを設置し、がんの医療にかかわる相談やがん関連の情報提供を行うこと(当院は、患者総合支援センター内にがん相談支援センターを設置)
- 院内がん登録を整備し、がん診療の向上に努めること