総合周産期母子医療センター
当院でお産を希望される方へ
母子ともにみんなで喜びを分かち合える出産となるよう
スタッフ一同お手伝いさせていただいています。
出産は、お母さんはもちろん、赤ちゃんやご家族にとってかけがえのない出来事です。母子ともに安全でご家族みんなで一緒に喜びを分かち合える出産となるようお手伝いさせていただいています。
当院では、すべての分娩を受け入れています
- 里帰り出産
- 自然分娩
- 帝王切開
※上記は一例です
当院での出産について
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01
産婦人科外来受診
妊娠したかな?と思ったら、まずは産婦人科を受診してください。
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02
医師の診療
- 妊娠9週目頃に予定日を決定します。
- 妊娠届を発行します。
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03
妊婦検診
週数 診察内容と検査 保健指導(助産師) 10~12週 初期検査
既往歴、合併症チェック初回保健指導
妊娠初期の生活等20週頃 胎児の精密診断 中期保健指導
母乳胎児について26~27週 血糖検査
妊娠糖尿病の診断― 30週頃 胎児の精密診断
血液・膣培養検査― 33~34週頃 ― 後期保健指導(バースプランの確認及び入院の準備について) 35~36週 膣分泌培養検査 助産外来(正常経過の妊婦) 37週 貧血検査 ― 40週以降 週2回の健診
NST装着―
入院から出産について
当院は、ハイリスク出産にも対応できる環境で安心して、入院から出産まで行うことができます。
妊婦健診
病棟4階には分娩室は4室あり、産科、小児科医師、助産師、看護師が協力し、ハイリスク出産にも対応できる環境となっています。
バースセンター分娩室は1室あり、畳の上で自由な体位(フリースタイル)で出産ができます。希望により夫や家族の立ち合いの中リラックスして出産ができるよう、寄り添ったケアを心がけています。
出産後、お母さんと赤ちゃんの様子を見ながら、お母さんの胸の上で赤ちゃんを抱いて、ゆっくりスキンシップをしていただけます。出産後2時間は分娩室で赤ちゃんとともに過ごします。
母乳も早期から赤ちゃんに吸ってもらい、助産師、看護師がそばで見守り安心して育児がスタートできるようサポートしていきます。
入院生活について
- 当院では、出産後の母子の体調を見ながら母子同室を勧めています。
- 体調がすぐれない時は、一時的に赤ちゃんをお預かりします。
- 母子同室は、赤ちゃんと過ごすことで、早くから育児に慣れるメリットがあります。
- お母さんが楽しく自信をもって育児ができるよう、助産師・看護師がサポートさせていただきます。
- 入院中に沐浴指導と退院指導を行います。希望があれば沐浴を実施することもできます。
当院で出産された方を対象に産後ケア事業を行っています。詳しくは産婦人科外来スタッフにお尋ねください。
退院後の乳房や育児に関する相談を受け付けています。
※心配なことがあればいつでも助産師が対応していますので、産婦人科外来にお問い合わせください。
母親教室について
予約制での開催となります。詳しくは産婦人科外来スタッフにお尋ねください。
母親教室
赤ちゃんが吸いやすい乳房にするために妊娠中からお手入れを始めます。
妊娠32週ごろから入院の荷物を準備し、出産に備えます。
お産の兆候が始まったら病院に連絡して来院の時期を相談します。
出産まで過ごし方や帝王切開での出産について紹介します。助産師が寄り添い出産のサポートをします。
経腟分娩や帝王切開の産後の過ごし方について紹介します。安心して育児ができるように助産師・看護師が見守ります。
マタニティヨガ
分娩、育児に向けての体力づくりを目的としてヨガインストラクターによるマタニティヨガを行います。助産師も立ち会いますので、安心してご参加ください。
対象 | 妊娠13週目〜16週目の妊婦の方 |
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日時 | 毎週火曜日 11:00~11:45 |
バースセンターのご案内
妊婦さんが主体となって、安心して自分らしい自然なお産ができます。
バースセンターについて
当院のバースセンターは、妊婦さんが主体となって、安心して妊娠生活を送り、出産、育児に不安なく臨めるように、助産師が見守り、自分らしい自然なお産をするところです。女性は、本来自然に出産する力を備えています。助産師は妊婦さんに備わっている「産む力」と赤ちゃんに備わっている「生まれる力」を最大限発揮できるように妊娠期からじっくり時間をかけて関わりながら援助していきます。もしも妊娠中や出産時に異常となった場合は、すぐに医師の立会いができる体制になっており、安全に配慮しています。
- 妊娠経過が正常で、医師からバースセンターでの出産が可能であると診断された方。
- 産婦人科外来でバースセンターでの出産を希望され、夫(パートナー)の同意が得られた方。
※バースセンターでの出産を希望された場合でも、妊娠経過中に異常が予測された場合は医師の診察を受けていただき、医師と相談して対応させていただきます。
バースセンター受診の流れ
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01
産婦人科外来受診(妊娠確定)
妊娠したかな?と思ったら、まずは産婦人科を受診をしてください。
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02
医師の診察
妊娠12~20週は初期検査、既往歴、合併症等のチェックなどを行います。
医師 バースセンター分娩同意書について説明 助産師 助産外来にてバースセンターについて説明 -
03
妊婦検診(産婦人科外来)
助産師の妊婦健診
- 妊娠24・28週頃
- 妊娠34~36週頃
- 妊娠38~39週頃
- 妊娠40週前半(NST検査)
医師の妊婦健診
- 妊娠26週(血糖検査)
- 妊娠30週
(血液検査、膣培養検査等) - 妊娠32週頃(検査結果説明)
- 妊娠37週(貧血検査)
- 妊娠40週後半(NST検査)
医師の妊婦健診後、助産外来にて担当助産師がお話します。
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04
出産
バースプランに沿って出産。
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05
退院診察
医師と担当助産師が実施します。
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06
産後健診
産後2週間健診 バースセンターにて、母乳外来の指導などを実施 産後1ヶ月健診 産婦人科外来にて医師と担当助産師が実施
自然なお産のためには、妊婦さん自身が妊娠・出産に対し心と体の準備をしていくことが大変重要です。助産師の健診では、お産に向き合うための心身の準備を決め細やかにサポートさせていただくために、ゆっくり時間をかけてお話します。
出産はバースセンター専用の分娩室を使用し、医師が待機のもと助産師が担当します。 バースプランに沿った出産ができるように、妊婦さんやご家族と相談しながらケアをします。助産師が分娩経過を一緒に過ごし、楽な姿勢や痛みを和らげリラックスできる環境を整えます。
母子同室で、赤ちゃんとゆっくり過ごしお母さんのペースで育児に専念できます。バースセンタースタッフが母乳栄養を推進するとともに母子間の愛着形成を進めていけるように乳房マッサージや授乳介助、赤ちゃんのお世話をします。入院期間は出産翌日から4日間です。退院診察は出産後4日目に医師と助産師で行います。
産後2週間健診(母乳指導、育児指導)は助産師がバースセンターで行います。
産後1ヶ月健診は医師と共に助産師が産婦人科外来で行います。
入院費用は医師立会いの出産と同じです。個室を利用し、入院当日出産され、出産後4日目で退院される場合、概算で52万円位となります。出産までの日数や、出産後の入院期間の延長など、状況により費用が変わりますのでご了承ください。
バースセンターの風景
- 助産師が「誰にとっても幸せなお産であって欲しい」との願いを込めてつけました。バースセンターは妊婦さんの主体的なお産を⽬指すところです。
- バースセンターでのお産には、助産師が主体となって関わります。
- 分娩室は畳敷きで、新しい家族の誕⽣を⼤切な家族と共に迎えることができます。(ご希望により、別分娩室にて、従来の分娩台を使用したお産も可能です。)
- バースセンター内は原則有料個室となっており、⺟⼦同室です。(⼀部多床室あり)なお、産後のお⺟さんの休息と⾚ちゃんへの感染予防に配慮するため、ご家族以外の⾯会制限をさせていただいております。
- 詳細は、東病棟4階バースセンターにお尋ねください。
里帰り出産を希望される方へ
対象となる方 | 30週から当院の妊婦健診に通院できる方 |
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受付時間 | 平日 8:30~11:00 |
当院で里帰り出産を希望される方は、以下の事項をご確認いただき受診をお願いします。
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01
来院
かかりつけ医で分娩予定日が決まりましたら、予約外で産婦人科外来を受診してください。
お電話での分娩予約は行っておりません。持ち物
- 紹介状
- 母子手帳
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02
受診
【初診時】
分娩予約のための受診です。妊婦健診(エコー)は基本的に行いません。エコーをご希望の場合は自費となります。
受診内容
- 医師の問診
- 分娩予約
- 助産師の保健指導
【30週以降】
28週位になりましたら、お電話で妊婦健診のご予約をお取りください。また受診時には、かかりつけ医からの紹介状・検査結果をお持ちください。
- 受診時の予約状況によっては分娩予約をお取りできない場合がありますのでご了承ください。
- 愛知県・静岡県以外にお住まいの方は、母子手帳についている妊婦健診受診票の使用ができません。
費用のお支払いは全額自費となります。(払い戻しにつきまして、事前にお住まいの自治体にお問い合わせください。)