診療科・部門

脳神経内科

診療科のご案内

脳神経内科は、令和4年4月現在5名の常勤医により診療を行っています。
(神経内科は精神科・神経科・心療内科とよく混同されますが、精神科・神経科・心療内科は、いわゆる心の病を扱う科です。神経内科では脳、脊髄、末梢神経、筋などの疾患を診ます。)
年間の入院患者数は900人余りで、そのうち約60%は脳血管障害で、残りの40%にその他の神経疾患が含まれます。
・脳血管障害は薬物療法、リハビリテーションなどにて急性期治療を行っています。その後は豊橋市医師会の協力による病診連携システムで、亜急性期~慢性期に入院する病院をさがすことができます。
・髄膜炎、脳炎などは、抗浮腫薬、抗生剤、抗ウイルス薬などで治療します。
・神経変性疾患に対しては、神経学的所見、頭部MRI検査などから、総合的に診断を行っています。
・パーキンソン病には、主に外来でドーパ剤、ドーパミンアゴニスト等を中心とした薬物療法を行っており、コントロールの難しい場合は、入院して薬物の調整をしています。
認知症には、頭部MRI検査などを行い、認知症の進行をゆっくりにする薬を使用する場合があります。
・多発性硬化症にはステロイド治療、免疫グロブリン製剤による治療などを行っています。
・末梢神経疾患、筋疾患に対しては電気生理学的検査などを行い、診断し、治療しています。
その他の疾患についても、適宜、対応しています。

外来担当医表

第20内科午前岩井 野崎横井伊藤
(代務)
平良
午後岩井 野崎横井岩井平良
第21内科午前山本
(代務)
竹ノ内
(代務)
加藤金澤
午後山本
(代務)
竹ノ内
(代務)
加藤認知症
外来
(不定期)
金澤
第30内科 午前
午後

代表的な疾患・治療

  • 脳梗塞
  • 髄膜炎
  • 脳炎 など

  • パーキンソン病
  • びまん性ルビー小体病
  • アルツハイマー病などの認知症疾患
  • 多系統萎縮症
  • 脊髄小脳変性症
  • 筋萎縮性側索硬化症
  • ハンチントン病 など

  • 多発性硬化症
  • 視神経脊髄炎 など

  • 頭痛
  • てんかん など

  • 脊髄炎
  • 頸椎症 など

  • ギランバレー症候群
  • 慢性炎症脱髄性多発神経炎 など

  • 筋ジストロフィー
  • 多発筋炎
  • 皮膚筋炎
  • 重症筋無力症 など

クリニカルパス

クリニカルパス(クリティカルパス)とは、特定の疾患、手術、検査毎に入院中に実践する治療・検査・看護・処置・指導などをスケジュール表にまとめたものです。

脳出血(保存)(入院期間:17日)

脳梗塞(エダラボン)(入院期間:16日)

現在実施中の臨床研究

豊橋市民病院脳神経内科では、以下の臨床研究を実施しています。

更新日:2024年04月03日

管理番号
572
院内代表者名
脳神経外科 若林健一
研究の対象
脳卒中および脳神経外科に関連する医療のため入院した患者
(オプトアウト:公開文書参照)
開始日
2021/01/06
終了予定日
2026/03/31

スタッフ

出身大学
名古屋大学
指導医
  • 日本内科学会指導医
  • 日本神経学会指導医
  • 日本認知症学会指導医
  • 臨床研修指導医講習会受講
専門医
  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本神経学会神経内科専門医
  • 日本認知症学会認知症専門医
認定医
  • 日本内科学会認定内科医
その他
  • 名古屋大学医学部臨床講師
  • 臨床研修協議会プログラム責任者養成講習会修了
  • 日本老年医学会高齢者医療研修会修了(座学形式・ワークショップ形式)
  • 認知症に関し専門的な知識を有すると愛知県公安委員会が認める医師に認定
  • 緩和ケア研修会修了
出身大学
弘前大学
指導医
  • 日本神経学会指導医
  • 日本認知症学会指導医
  • 臨床研修指導医
専門医
  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本神経学会認定神経内科専門医
  • 日本認知症学会認知症専門医
認定医
  • 日本内科学会認定内科医
出身大学
宮崎大学
指導医
  • 日本神経学会指導医
専門医
  • 日本神経学会認定神経内科専門医
認定医
  • 日本内科学会認定内科医
出身大学
日本医科大学
その他
  • 令和2年度 豊橋市民病院緩和ケア研修会修了
出身大学
岐阜大学
その他
  • 半田市立半田病院緩和ケア研修会修了
  • JMECC修了
出身大学
浜松医科大学
その他
  • 令和3年度豊橋市民病院緩和ケア研修会修了