診療科・部門
医療安全管理室
概要
安全で質の高い医療を提供することは、病院にとって最も重要な課題となっています。医療安全管理室は、医療安全対策を一層充実させるために平成17年4月に設置されました。
業務紹介
体制
室長 | 成瀬 賢伸(副院長) |
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専従職員 | 看護師2名(医療安全管理者1名)、事務職2名、 嘱託員2名、事務アルバイト1名 |
兼務職員 | 薬剤師2名、診療放射線技師1名、臨床検査技師1名、 理学療法士1名、臨床工学技士1名 |
医療安全に係る組織
医療安全を推進するための組織として「医療安全管理委員会」、「リスクマネジメント部会」を定期的に開催し、院内の医療安全対策を総合的に検討しています。また監査チ-ムによる内部監査を実施しています。
情報の収集と分析
医療事故を防止するため、事故事例やミスがあったが事故には至らなかった事例の報告内容を検討・分析して、医療安全対策等に反映させています。
職員の教育
医療スタッフの知識および技術の向上を図るため、医療安全に関する研修会や講習会を実施しています。
病院内の巡視
病院内を巡視し、現場環境、医療安全管理マニュアルの遵守状況および策定した改善対策の実施状況について、確認および指導をしています。
安全意識の啓発
医療安全に関する情報を収集し、関係する部署に提供するとともに、「医療安全管理たより」を発行し安全意識の啓発を行っています。
その他
医療事故に係る公表の事例
「右膝脂肪腫性母斑に対する皮膚腫瘍切除術後、右下肢にしびれ及び感覚鈍麻が残存した事例」(2021年8月30日公表)
「心臓カテーテル治療中にワイヤーが切断され冠動脈内に遺残した」(2017年11月27日公表)
「左脛骨高原骨折の抜釘手術後、左腓骨神経麻痺が残存した」(2016年11月25日公表)
「血液データの確認状況の不備に伴い、投薬コントロールが不良となった」(2014年6月2日公表)
「出産した際に、新生児が重症仮死の状態となった」(2013年11月25日公表)
「手根管開放術を行った際に、正中神経を損傷した」(2012年6月4日公表)
「心房中隔欠損孔閉鎖術を行った際に、心筋障害による心不全を生じ、後日、死亡した」(2012年7月6日公表)
※報告書の黒塗り部分につきましては、ご遺族の意向により、公表は控えさせていただきます。
スタッフ
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- 出身大学
- 名古屋大学
- 指導医
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- 日本内科学会指導医
- 臨床研修指導医
- 専門医
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- 日本循環器学会循環器専門医
- 日本心血管インターベンション治療学会心血管カテーテル治療専門医
- 認定医
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- 日本内科学会認定内科医
- その他
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- 日本循環器学会東海支部評議委員
- 日本心血管インターベンション治療学会東海北陸支部運営委員
- 名古屋大学医学部臨床講師
- 難病指定医
- ICD/CRT研修修了
- 「植込み型除細動器/ペーシングによる心不全治療」研修受講
- 医療安全管理者養成修了