診療科・部門
放射線科
診療科のご案内
放射線科は、CT、MRI、核医学、PET-CTなどの各種画像診断と画像下治療(IVR)、及び放射線治療を行っています。各種の画像検査に対して、年間3万件以上の画像診断レポートを作成し、各科の臨床診断を画像診断の立場からサポートし、より確実な確定診断に結びつくよう努力しています。
IVRは生検や塞栓術を中心に、年間140件程度行っています。ハイブリッド手術室が開設されてからは、血管外科・心臓外科や循環器内科と共同でステントグラフト内挿術を行っています。
紹介患者さんのCT、MRI、PET-CTについては病診連携用の専用予約枠を確保しており、優先的な撮影、画像処理、CD-ROMに加工して放射線診断専門医による画像診断、報告書作成をいち早く行っています。
放射線治療部門では全身の悪性腫瘍および一部の良性疾患に対し、放射線治療を実施しています。症例数は年間500人程度です。
検査、治療などに対し疑問がありましたらお気軽にご相談ください。
外来担当医表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
第1診察室 | 午前 | 小木曾 | 佐々木 | 水本 | 高田 | 七瀧 |
午後 | 小木曾 | 佐々木 | - | 高田 | - | |
放射線治療室1 | 午前 | 伊藤(淳) | 伊藤(淳) | 伊藤(淳) | 伊藤(淳) | 伊藤(淳) |
午後 | 伊藤(淳) | 伊藤(淳) | 伊藤(淳) | 伊藤(淳) | 伊藤(淳) | |
放射線治療室2 | 午前 | 宮内 | 宮内 | 宮内 | 宮内 | 宮内 |
午後 | 宮内 | 宮内 | 宮内 | 宮内 | 宮内 |
代表的な疾患・治療
放射線治療部門では全身の対象となる腫瘍(主にがん)に対して、放射線を照射する治療を行っています。
画像診断部門の画像下治療(IVR)では血管内治療などを行っています。
塩化ラジウム(ゾーフィゴ)治療は前立腺がんの骨転移に対する治療で、内臓転移の無い患者さんが対象です。4週間に1度、最大で6回、注射します。
強度変調放射線療法(IMRT)とはコンピュータの制御によって複雑な照射を行う治療法です。がん病巣へ十分な放射線を当てるようにしつつ、周辺の正常臓器へ当たる放射線の量を低減させることができます。平日毎日続ける治療で、前立腺がんでは28回、頭頚部がんでは30~35回行います。肺がん、食道がんに対し行うこともあります。
主に脳転移が5か所以下の患者さんに定位照射を行っています。病状に応じて1~5回で、治療期間中は入院が必要です。
主にI期の肺がんの患者さんに定位照射を行っています。病変の位置や大きさによって回数が変わることがありますが、概ね2週間かけて治療します。
腔内照射(RALS)とは子宮や膣に器具を挿入し、放射線を照射する治療法です。約1週間に1度、3-5回行います。患者さんそれぞれの病状に応じて、腔内照射単独のこともあれば外照射25~28回と組み合わせて行うこともあります。
外傷などにより動脈からの出血を認める、手術や内視鏡での治療が困難なケースにおいて、血管内治療で血管を塞いで止血を行います。
- 主科と連携して治療を行います。
内臓動脈瘤で破裂の可能性があるものに対して治療を行います。血管内治療で、コイルなどを動脈瘤に置いて血流を遮断することで治療します。
- 主科と連携して治療を行います。
- 手術と比較して少ない体の負担で治療することができます。
- 動脈瘤の部位や形状によっては治療が困難な場合があります。
甲状腺機能亢進症に対して放射線を放出するヨードカプセルを内服し、放射線で甲状腺を焼いて甲状腺の機能を低下させます。
- 治療は糖尿病・内分泌内科と連携して行います。
- 治療には半月程度の食事制限が必要です。
- 治療後、一過性に甲状腺機能が増悪します。
- 半年から1年かけて甲状腺機能の正常化〜低下を目指します。
- 外来で治療が可能です。
現在実施中の臨床研究
豊橋市民病院放射線科では、以下の臨床研究を実施しています。
更新日:2024年07月03日
- 管理番号
- 208
- 院内代表者名
-
伊藤淳二
- 研究の対象
-
放射線治療を受けた方
(オプトアウト:公開文書参照)
- 開始日
-
2015/02/26
- 終了予定日
-
2028/03/31
- 管理番号
- 665
- 院内代表者名
-
高田章
- 研究の対象
-
IVR治療(画像下治療,血管塞栓術、血管拡張術など)を行った方
(オプトアウト:公開文書参照)
- 開始日
-
2022/05/11
- 終了予定日
-
2028/06/30
スタッフ
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- 出身大学
- 名古屋大学
- 指導医
-
- 日本医学放射線学会研修指導者
- 臨床研修指導医
- 専門医
-
- 日本核医学会核医学専門医
- 日本医学放射線学会放射線科専門医(放射線診断専門医)
- 日本インターベンショナルラジオロジー学会専門医
- 認定医
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- 日本核医学会PET核医学認定医
-
- 出身大学
- 名古屋大学
- 指導医
-
- 日本医学放射線学会研修指導者
- 臨床研修指導医
- 専門医
-
- 日本医学放射線学会・日本放射線腫瘍学会放射線科専門医(放射線治療専門医)
- 日本医学放射線学会放射線科専門医
- その他
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- 緩和ケア研修会修了
-
- 出身大学
- 三重大学
- 専門医
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- 日本放射線腫瘍学会放射線治療専門医
- その他
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- 令和元年度愛知県がんセンター緩和ケア研修会修了
- 日本医学放射線学会認定研修指導者
-
- 出身大学
- 名古屋大学
- 専門医
-
- 日本医学放射線学会放射線科専門医(放射線診断専門医)
- 認定医
-
- 日本核医学会PET核医学認定医
- その他
-
- 緩和ケア研修会修了
-
- 出身大学
- 名古屋大学
- 専門医
-
- 日本医学放射線学会放射線科専門医
- 日本医学放射線学会(JRS)放射線診断専門医
- 認定医
-
- 日本内科学会認定内科医
-
- 出身大学
- 岩手医科大学
- 専門医
-
- 日本医学放射線学会放射線科専門医
- その他
-
- 日本救急医学会認定ICLSコース修了
- 名古屋掖済会病院PTLSコース修了
- 名古屋掖済会病院緩和ケア研修会修了
- 名古屋掖済会病院喘息・吸入療法指導士認定