診療科・部門
病理診断科
診療科のご案内
病理診断科は、患者さんからとられた臓器、組織、細胞を顕微鏡で観察し、病気の診断をする部門です。病気を治療するにはどのような病気なのかを正確に見きわめる必要があります。血液検査や放射線検査、遺伝子検査などいくつか病気を調べる方法がありますが、私たちの行っている病理検査(病理診断や細胞診断)もその一つです。病気の種類や性質によっては病理検査でなければ調べることのできないものもあります。重要な役割を認識しつつ、治療法や治療効果、病気の予後などの判断に必要となる情報を提供し、担当医を通して間接的に診療にかかわっています。
病理専門医と細胞診専門医の両方の資格を有する常勤病理医2名と名古屋大学、浜松医科大学、藤田医科大学、愛知医科大学からの非常勤病理医6名の体制で業務を行っています。
代表的な疾患・治療
臨床各科から提出される全身の臓器、組織、細胞を対象とします。特定の病気によらず、検査依頼を受けた様々な病気やその可能性が疑われる病変について病理診断ならびに細胞診断を行います。
- 検査依頼を受けた臓器や組織について作成された組織標本を顕微鏡で詳しく調べます。
- 最近の治療法の進歩に伴って、特殊な検査法を追加してさらに詳しく調べる機会が増えてきています。
- 顕微鏡でとらえられた細胞や組織構造の異常だけでなく、病気の細胞がもつタンパク質や遺伝子等の異常の有無を調べ、よりよい治療法の選択につなげる取り組みを積極的に行っています。
現在実施中の臨床研究
豊橋市民病院病理診断科では、以下の臨床研究を実施しています。
更新日:2024年08月07日
- 管理番号
- 789
- 院内代表者名
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新井義文
- 研究の対象
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病理組織診断にて成熟T/NK細胞リンパ腫(未分化大細胞型リンパ腫を含む。)もしくはホジキンリンパ腫、B細胞リンパ腫と診断され、病変部残余検体を有するもの
(オプトアウト:公開文書参照)
- 開始日
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2024/02/07
- 終了予定日
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2028/12/31
- 管理番号
- 838
- 院内代表者名
-
新井義文
- 研究の対象
-
消化器系腫瘍、呼吸器系腫瘍、泌尿生殖器・婦人科系腫瘍、頭頚部腫瘍に関連する病理診断を受けた方
(オプトアウト:公開文書参照)
- 開始日
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2024/08/07
- 終了予定日
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2029/03/31
スタッフ
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- 出身大学
- 浜松医科大学
- 指導医
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- 臨床研修指導医
- 専門医
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- 日本臨床細胞学会細胞診専門医
- 日本病理学会病理専門医
- その他
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- 医学博士
- 浜松医科大学臨床准教授
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- 出身大学
- 浜松医科大学
- 指導医
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- 臨床研修指導医
- 専門医
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- 日本臨床細胞学会細胞診専門医
- 日本病理学会病理専門医
- その他
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- 臨床検査管理医
- 医学博士
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