病院紹介

豊橋市民病院に
ついて

院長の挨拶

このたび、令和7年4月1日に豊橋市民病院の院長に就任しました。

当院は平成8(1996)年に豊橋市青竹町に移転してから30年近くが経過しようとしています。その間、地域がん診療拠点連携拠点病院や総合周産期母子医療センターのほか災害拠点病院やへき地医療拠点病院などの指定を受けています。現在は、東三河南部医療圏の第三次救急指定の医療機関として24時間365日、高度な集中治療を提供するため、集中治療室の高機能化を図っています。また、第二種感染症指定医療機関に指定されており、「市民を感染症から守る」ことを使命として活動するとともに、令和6年4月には新しい感染症病棟がしゅん工し、新興感染症への備えを講じています。

さて、国内の医療情勢を見ていきますと、高齢化が進み、三次救急病院への対応がますます進んでいます。当院の置かれている状況も例外なく、その対応を迫られているところです。当院では患者さんの入院が長くならないように最適な医療を提供するとともに、地域の医療機関と連携を強化していくことのほか、行政機関との連携強化を図っていくことも大きな課題と捉えています。

最後に、「信頼に応える技術と、人にやさしい思いやりのある心を持ち、地域に開かれた安らぎのある病院を目指します。」という豊橋市民病院の理念をもとに、スタッフ一同力を合わせて、当地域で暮らす人々の生命を守り、安心して生活できるよう、役割を果たしてまいりたいと思います。

令和7年4月1日

豊橋市民病院 院長

平松 和洋

理念・基本方針

理念

信頼に応える技術と、人に優しい思いやりのある心を持ち、
地域に開かれた安らぎのある病院を目指します。

基本方針

  • 地域に開かれた信頼のある病院、患者に優しい思いやりのある医療を目指します。
  • 地域の基幹病院としてふさわしい高度な医療を提供するとともに、特殊医療、救急医療等を積極的に受け持ちます。
  • 他の医療機関との間の有機的な連携のもとに当院の行うべき医療活動を推進します。
  • 医学及び医療技術の研鑚に努めるとともに、医学・医療の進歩に寄与します。
  • 医学部学生、薬学生、診療技術学生、看護学生、救急救命士などの教育を積極的に行います。
  • 地域住民の保健知識の普及に努め、健康増進活動に参加します。
  • 公共性と経済性を考慮し、健全な病院経営に努めます。
  • 安全医療の推進に努めます。