L O A D I N G . . .

ABOUT

当院の研修について

院長 挨拶

臨床研修での2年間は、その後の医師人生に大きく影響します。
当院には整った研修体制、数多くの指導医、豊富な症例、切磋琢磨する仲間、みなさんが成長するために必要なすべてがあります。そして「若い医師に任せる、責任は上級医が取る」という教育風土のもと、我々が全力でサポートします。
臨床研修が終わった時には、どこででも通用する医師となった自分に気づくことでしょう。熱意と志を持った研修医を待っています。

浦野 文博

卒後臨床研修センター長 挨拶

医師として大切な臨床能力を養うには、多くの患者さんに向き合い、我々上級医とも対話しながら、繰り返し日々の診療を実践していくことが必須だと考えます。
我々はできる限りサポートを行います。また東三河にはおおらかな気風があり、地域医療に対しての理解度も高く、医師としてスタートするにはもってこいの土地柄だとも思います。
皆さんも素直な気持ちを忘れず様々なことを吸収し、周囲と協調しながらここ豊橋市民病院で臨床能力・人間力を養っていただくことを期待しています。

岩井 克成

  • 卒後臨床研修センター
    副センター長
    青葉 太郎
  • 卒後臨床研修センター
    副センター長
    中田 純
  • 卒後臨床研修センター
    副センター長
    斗野 敦士

RESI
DENT

臨床研修の理念

「信頼に応える技術」を 身につけるとともに、 「人に優しい思いやりのある心」を 持って患者及び同僚に接し、 「地域に開かれた安らぎのある病院」を 目指す使命感を持った 医師とならねばならない。

01

臨床研修基本理念(医師法第16条の2第1項)

臨床研修は、医師が、医師としての人格をかん養し、将来専門とする分野にかかわらず、医学及び医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ、一般的な診療において頻繁に関わる負傷又は疾病に適切に対応できるよう、基本的な診療能力を身に付けることのできるものでなければならない。

02

臨床研修の基本方針

  1. 病院の理念、基本方針を理解し実践する。
  2. 実地診療に自ら携わることにより基本的診療能力を習得する。
  3. 質の高い医療が提供できるよう、常に自ら積極的に学ぶことを生涯にわたって継続する姿勢を養う。
  4. 患者・家族の立場と希望を理解して、患者にとって最善の診療をする態度を養う。
  5. コミュニケーション能力を磨き、他職種と協力してチーム医療を実践する。
  6. 地域医療の現場を通じて地域の基幹病院としての役割を理解し実践する。

03

研修体制

FEATURE

特徴

  1. 01

    41の診療科

    70名以上の臨床研修指導医がおり、偏りなく様々な症例を経験することができます。

  2. 02

    救急科研修

    救急科専門医の指導のもと、多くの患者さんを診ることができ、自ら考え対応する力を身に付けることができます。

  3. 03

    シミュレーション研修

    スキルスラボがあり、オリエンテーション時より充実したシミュレーション研修を行うことができます。

  4. 04

    休暇制度

    当直明けは休日となるため、しっかり休養を取ることができます。また、夏休みや有給休暇も取得しやすい環境です。

  5. 05

    頼もしい同期

    1学年17名前後の同期は、どんな時も心強い存在です!当直も1学年2~3人で入ることができます。

  6. 06

    高評価の研修制度

    臨床研修に積極的に取り組んできた歴史と経験に基づき、常に研修内容などの見直しを図っています。

FAQ

よくあるご質問

  • A.1

    近隣で他に大規模な病院や大学病院がないことです。人口約77万人の東三河地域で600床以上の規模の病院は当院のみですので、重症症例や珍しい疾患、大きな手術などが分散することなく集中します。これらの症例を経験する機会に非常に恵まれていると考えられます。特に救急外来研修や専門研修時にこのことは大きなメリットになると考えます。

  • A.2

    東三河の中核病院として外科系だけでなく、内科もバリエーション豊かな症例が集まります。内科の1日あたりの平均外来患者数は657人、入院患者数は292人であり、県内有数の症例数があります。内科系各科の指導医の数も多く、臨床研修指導医22人・内科学会指導医15人と初期研修から専門医研修まで手厚い指導を受けることができます。都会には大病院が複数あり病院間で役割分担がされますが、当院はすべての役割が求められるため、内科も十分に強い病院であると言えます。

  • A.3

    症例数も多く、忙しいことは確かです。しかし、現役の研修医からは「思ったほどは大変ではない」という意見も多く聞かれます。1か月あたりの平均で当直が3.8回、休日の日勤直が1.6回、準夜直(22時頃まで)が0.6回です。研修時期により回数は変動します。1回の当直あたり研修医4~5人と多人数で行いますので交代で休憩や仮眠が取れる場合が多いです。当直の翌日は休みとなりますので、常識的な体力、精神力であれば大丈夫だと思います。当直回数がもっと少ない病院もあると思いますが、十分な救急医療の経験を積むためには適正な回数だと考えます。

  • A.4

    一つはシミュレーション教育です。2016年に大学病院レベルと言えるシミュレーションセンターを設置しました。研修医は静脈穿刺、動脈穿刺、中心静脈穿刺、気管挿管、縫合など様々な手技を患者さんに行う前にシミュレーション教育を受けます。呼吸音、心音、腹部エコーなどの診断用のシミュレーターも充実しています。
    もう一つはサポート体制です。専任指導医制度、メンター制度などを導入し、より細かな指導やサポートを受けられる体制を整備しています。

  • A.5

    約8割の研修医は初期臨床研修終了後も当院に残り、専攻医として希望する科で研修しています。他院での研修を希望して移る人もいますが少数派です。内科、外科、小児科、産婦人科は当院が基幹施設となる独自の専門研修プログラムを持っています。その他の診療科は大学病院のプログラムの連携施設となりますが、多くの診療科で当院での研修を中心とすることが可能です。

  • A.6

    土日祝は救急当直当番や緊急手術等に対応する待機業務を除き、原則休みです。当院は公立病院ですので土曜日も休日扱いです。年次有給休暇は1年次から20日あり、夏季休暇も5日ありますので、土日を合わせるなどして連休にすることもできます。

  • A.7

    一般の賃貸用物件を病院が1棟全部借りて研修医に供給しています。初期研修修了後も継続使用が可能です。2DKタイプが多く、バス、トイレ、エアコン、セキュリティ(セコム)、駐車場を完備しています。月額34,000円程度で敷金礼金は不要です。病院敷地内ではなく、1~1.5kmほど離れた物件が多いですが、休日に仕事から離れてリラックスできる環境だと思います。

  • A.8

    基本給は月34万円程ですが、当直手当、時間外手当などを含めた昨年度の平均年収は、1年次が約700万円、2年次は約860万円となりました。金額は、当直回数などにより変動します。当院は時間外手当が全額支給されるのでサービス残業などはありません。

  • A.9

    ありません。出身大学は国公立私立に関係なく様々ですし、出身地も地元の方だけでなく全国各地の方が集まっています。

  • A.10

    年度によって異なります。少ない年は2割くらいですが、多い年は4割以上になります。性別が採用の合否に影響することはありません。

  • A.11

    少なくとも1回は見学されることをお願いしております。病院の規模や設備、雰囲気、研修環境などをご自分の目で確認し、研修医やスタッフの生の声を聞いていただきたいと思います。なお、見学の有無や回数が採用に関係することはありません。

  • A.12

    愛知県東部の中心都市で、人口約38万人、決して都会ではありませんがそれなりに発展していて、豊橋駅前は飲食店などのお店が充実しています。気候は温暖で雪も滅多に降らず、食料品などの物価も安く、暮らしやすい土地だと言われています。
    名古屋からの距離は多少あるのですが、交通の便は良く、新幹線の利用で豊橋名古屋間は最短21分、格安の往復切符もあります。東京へも最短1時間25分で行けます。特産品は、ちくわ、うずらの卵、豊橋カレーうどん、ブラックサンダーなどがあります。伊良湖や浜名湖などの観光地、蒲郡や奥三河などの温泉にも近いです。

  • A.13

    院内にはコンビニやカフェがありますが、病院のすぐ近くは残念ながらあまりお店はありません。しかし、車で5~10分程度の距離には、様々な飲食店、大型スーパー、ホームセンター、家電量販店、大型書店、映画館などがあり、心配することはないと思います。

卒後臨床研修センターとは

ABOUT US

充実した研修を行うために、多岐にわたる実務を行います。

  1. 研修カリキュラム作成・改訂する。
  2. 診療科、指導医、指導者、上級医その他の病院スタッフとの連携を強化する。
  3. 研修管理委員会、研修委員会等の計画・運営する。
  4. 地域医療研修を充実させるための協力病院との調整をする。
  5. 研修医、指導医および指導者とのミーティングを計画・運営する。
  6. 研修医募集のための業務をする。
  7. 研修医の身体的・精神的な健康を維持する。
  8. 研修開始前のオリエンテーションを計画する。
  9. 救急医学講座の開催をする。
  10. 救急外来マニュアルの編集を支援する。
  11. 卒後臨床研修センター主催の講演会を計画する。