S E C T I O N

部門紹介

急性期病院の看護職として日進月歩すすむ医療に対応しながら、看護局の理念である「優しくあたたかい看護」を届けたい。患者さんにとって何が必要かを部署の役割を踏まえたうえで、自ら考え行動する。そんな看護師が各部署で活躍しています。

(各部門の詳細については、当ページ下部に記載のPDFをご覧ください)

救急外来センター

24時間体制で救急外来に対応。
多職種と連携し、シームレスな対応を。

3次救急を担う急性期病院として、地域住民の命を守るという使命を果たすために、24時間体制で救急患者さんを受け入れています。看護師は、あらゆる疾患や外傷などに対応できる知識や技術を備えつつ、患者さんやご家族の気持ちに寄り添い、不安を少しでも和らげることができるように看護を提供しています。また、医師や放射線技師など多職種との協働の機会が多く、看護師として様々な経験や学習を重ねることで成長することができます。生命に直結する救急の現場は大変なこともありますが、その分大きなやりがいを感じられる部署でもあります。

手術センター

不安を抱えるすべての患者さんが、
安心して安全に手術を受けられるように。

手術センターは、あらゆる疾患やリスクの高い患者さんの手術に24時間体制で対応しています。
手術を受ける患者さんは、麻酔で眠っている間、看護師は、体位の調整や皮膚の保護に配慮し、バイタルサインからも目が離せません。手術中という限られた時間の中で、患者さん一人ひとりと真剣に向き合っています。手術前後の訪問から患者さんをサポートし、安心して手術が受けられるようにかかわっています。ハイブリット手術室を含めた多くの手術室を構え、先進医療に対応できる専門性の高い特殊な知識や技術の習得にむけた人材育成に努めています。

集中治療センター

24時間体制の治療・看護で、
回復に向けて全力でサポートしていきます。

集中治療センターは、体に大きな負担のかかる手術後や、呼吸・循環・代謝などの状態が不安定で集中管理を必要とする患者さんが入室されます。そのような患者さんに対し、看護師は多職種と日々話し合いながらかかわり、各分野の専門的な知識・技術を生かして対応しています。また、突然の発病や生命の危機的状況の中、言葉にできない患者さんの声をそばで感じながら、常にその患者さんにとって最善は何かを考え看護しています。患者さんの意思やこの先の生活、ご家族の思いを尊重してかかわり、患者さんの回復を目指しています。

総合周産期母子医療センター

必要とされる治療や看護を提供し、
ご家族と過ごす場所に退院できるようサポート。

総合周産期母子医療センターは、妊産婦さんと新生児の命を守っています。突発的な事態に対応できるように母体胎児集中治療室と新生児医療センターが連携をしています。母体胎児集中治療室では、ハイリスクの妊婦さんにアドバンス助産師を含む助産師が多職種と連携し妊娠中の観察をきめ細やかに行っています。新生児集中治療室では、全身管理が必要な新生児に対して命を守りながら成長発達を促す看護を行っています。また、ご家族ともにもあたらしい命の成長を見守り、安心してご自宅に迎えられるようなサポートを行っています。

病棟

「その人らしく生きていく」ことを大切に、
多職種との連携でサポートします。

診療科別の病棟のほか、複数の診療科が混合した病棟があります。どの病棟においても、看護師は、患者さんが病気や障がいを抱えてからも自分らしい生活を送ることができるように支援することを目指しています。患者さんひとりひとりの暮らしに目を向け、常に患者さんの思いに寄り添いながら、患者さんが「その人らしく生きていく」ことを大切に看護しています。また、日々の看護は、2人の看護師がバディ(仲間・相棒)を組んで助け合い、補い合いながら、患者さんにとって最良の看護が提供できることを目指しています。

一般診療外来

不安を抱える患者さんやご家族の安心のため、
心のこもった看護を。

外来受診される患者さんは何の病気かをこれから検査して診断していく場合や家庭での生活の中で医療行為が必要な場合など、様々な患者さんが通院されています。外来看護師は検査や治療を受ける患者さんの不安な気持ちをできるだけ軽くできるように、分かり易く丁寧な説明を心がけています。また、医療の継続が必要な方には、患者さんの生活を尊重し、その人が生活していくうえでの困りごとや気持ちに配慮した療養支援を行っています。専門的な知識と技術を持った看護師が、糖尿病療養支援外来やフットケア外来、ストーマ外来などで患者さんに対応しています。抗がん剤治療や放射線治療を通院で行うことが増え、治療と生活の両立ができるように相談に応じています。

入退院支援センター

患者さんやご家族が、
安心して快適に入退院できる環境をサポート。

入退院支援センターは、医療と生活をつなぐ役割を担う場所です。看護師は、患者さんが安心して治療が受けられ、在宅や地域で自分らしく過ごせるよう入院から退院まで一貫した支援をします。また、入院や手術に対して抱えている不安を少しでも軽減でき、快適に療養生活が送れるようかかわっています。入院時から患者さんと家族の思いをきちんと汲み取り、退院後の生活をイメージしながら望む暮らしが実現するよう部署や職種間との調整役となります。医療と生活の両方の視点で患者さんや家族を支援しています。

看護外来

看護系スタッフが各々の専門知識を活かし、
より患者さんのご希望に沿った療養を実現するためサポートします

看護外来では、専門的な研修を受けた看護系スタッフ(認定看護師、助産師、造血幹細胞移植コーディネーター)が患者さん一人ひとりと向き合い、患者さんやご家族の方と一緒に考え、ご希望に沿った療養ケアが実現できるよう支援することに努めています。それぞれのスタッフが専門性を活かし、必要に応じて多職種と連携を図りながら患者さんの健康管理や適切なケアの方法、ご病気に関する相談に応じています。

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