1. TOP
  2. 部門紹介
  3. 乳腺外科

乳腺外科

このページを印刷する

スタッフ

藤井 正宏

fujii.jpg


職位

乳腺外科部長
兼外来治療センター長

出身大学 日本大学医学部医学科(H10卒)
学会資格・
教育等の資格

日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本乳癌学会乳腺専門医・指導医
日本外科学会外科専門医
医学博士
愛知がんリハビリテーション研修実行委員会 がんのリハビリテーション研修修了
愛知県がんセンター愛知病院 新リンパ浮腫研修step1.2修了
第125回デジタルマンモグラフィソフトコピー診断講習会受講
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 2019年第2回乳房再建用エキスパンダー/インプラント講習会受講
名古屋第一赤十字病院緩和ケア研修会修了
検診マンモグラフィ読影認定(As)

浅井 真理子


職位 乳腺外科医員
出身大学 金沢医科大学(H25卒)
学会資格・
教育等の資格

名古屋第一赤十字病院緩和ケア研修会修了
乳房超音波ガイド下インターベンションハンズオンセミナー受講
HBOC教育セミナー受講

主な対象疾患

  • 乳房のしこり・いたみ・乳汁分泌・皮膚の凹みや発赤など、乳房に関わる疾患を診療します。
  • 乳がんをはじめ、乳房に関する疾患(良性・悪性)を診断・治療します。乳房に気になる症状のある方、乳がん検診で要精密検査となった方、乳がんと診断された方、再発乳がんで治療が必要な方、を診療します。

特色

 乳がんは、統計では女性の9人に1人が罹患し、女性が罹患するがんの中では最多です(国立がん研究センターがん情報サービスより)。また、患者様は、若年から高齢の方まで幅広い年齢層にわたります。乳腺外科では乳房に心配事を抱える女性に対し、根拠に基づいた診断・治療を行います。患者様の希望を踏まえつつ、最も適していると考える治療をお勧めしています。当院は総合病院であることを踏まえ、安全に治療を行うために、必要に応じて多科・他職種で、患者様をサポートします。

診断

①マンモグラフィ
 レントゲン検査の一種で乳房の診断には大切な検査です。乳房内のしこりや石灰化を確認します。乳がんの早期診断や病変の拡がり診断のための大切な所見を得られます。

②超音波検査
 乳房内のしこり等の病変の確認や、穿刺吸引細胞診・針生検(コア針生検・超音波ガイド下マンモトーム生検時)に使用したり、手術時の切除範囲の決定に用います。被爆の心配が無く、比較的移動しやすいので、使用場所を選ばず繰り返し行えます。

③穿刺吸引細胞診
 病変に直接細い針を刺して、超音波で位置を確認して、注射器で細胞を採取します。

④針生検(コア針生検、超音波ガイド下マンモトーム生検時、ステレオガイド下マンモトーム生検)
 局所麻酔をして、小さな傷から針を刺して超音波やマンモグラフィで位置を確認して、組織を採取します。

⑤遺伝性乳癌卵巣がん症候群が疑われる患者様には、BRCA1/2遺伝子検査を行い、必要に応じて遺伝カウンセリングを行います。

治療

 CT・乳房MRI・(必要に応じてPET-CT・骨シンチ)など各種画像診断を行って治療方針を検討します。

手術療法

 手術は、乳房とわき(腋窩)に分けて、考えます。

乳房

乳房部分切除術

 病変の周囲に十分な余白をつけて切除しても、乳房の整容性(乳房の形を整えること)が保たれる場合に行います。多くの場合は、術後に放射線療法を追加します。

乳房全切除術

 乳房部分切除術では乳房の整容性を保てない場合、患者様が乳房部分切除を希望されない場合などに行います。

乳房再建術

 乳房全切除術を行う場合に、形成外科と協同で行います。

わき(腋窩)

センチネルリンパ節生検術

 術前に腋窩リンパ節転移がないと予想される患者様に対して行います。がん細胞が最初に流れ着くと思われるリンパ節を取り出して、術中の顕微鏡検査(迅速病理)で、転移がない方・転移の料が非常に少ない方は、他のリンパ節は切除せずに残します。

腋窩郭清術

 術前にわきのリンパ節に転移を認めた方・センチネルリンパ節生検で一定量以上の転移をわきのリンパ節に認めた方に対して行います。

薬物療法

 がんの拡がりの程度や性質(サブタイプ)に応じて、内分泌療法・化学療法・抗HER2療法を組み合わせて行います。乳がん手術の前後の場合には根治を目指して、進行・再発乳がんの場合にはより良い生活をなるべく保つことを目指して、治療を行います。

放射線療法

 放射線治療は、放射線科に依頼して行います。術後は、乳房部分切除後の乳房、著しい腋窩リンパ節転移、などの場合に行います。再発患者様の場合は、局所病変のコントロールや脳転移の場合に行います。

   

その他

 東三河医療圏にある他の医療機関と連携して、退院後の共同外来診療を行うことを目的とした「地域連携パス」を利用しています。これにより当院への年間通院回数を減らせるとともに、患者様のかかりつけ医とのきめ細やかな診療連携が可能になりました。