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手術支援ロボット「ダヴィンチ」

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手術支援ロボット「ダヴィンチ」

最先端医療「ダヴィンチ」

手術支援ロボット「ダヴィンチ」イメージ

手術支援ロボット「ダヴィンチ」は1990年代に米国で開発され、世界中で導入が進んでいます。
 この手術支援ロボットは内視鏡手術の一種で、大きな切開を必要とせず、内視鏡カメラや鉗子を差し込む程度の小さな穴を数か所開けて手術を行います。
 当院では、平成25年7月に東三河地域で初めて手術支援ロボットを導入し、同年10月より泌尿器科で腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術を開始して以来、婦人科、一般外科、呼吸器外科へと対象領域を拡げてまいりました。また、令和2年10月より手術支援ロボットを2台体制とし、更なる手術件数の増加を見込んでおります。

手術支援ロボット「ダヴィンチ」とは

手術支援ロボット「ダヴィンチ」イメージ

「ダヴィンチ」はロボット部・操作部・助手用モニターなどで構成され、ロボット部には先端に鉗子やメスなどを取り付ける3本のアームと1本のカメラが装着されています。
術者はケーブルでつながったコンソール(操作台)に座り、中に映し出される3D画像を見ながらアームを操り、患部の切除や縫合を行います。

担当部長のコメント

担当部長写真

婦人科領域における腹腔鏡下手術は開腹手術に比べると、操作が非常に難しく、一部の施設でしか行うことができませんでしたが、ロボット支援手術は腹腔鏡と同じ程度の小さな創部で、開腹手術と同様の操作ができる非常に有用な治療法です。腹腔鏡の鉗子は一定方向にしか操作できませんが、ロボットの鉗子は360度動くため、骨盤腔の狭く奥まった病巣に対して非常に有効です。さらに腹腔鏡の2次元映像に対し、立体感のある高解像3次元映像で見ることができるため、より安全な手術を行うことができます。
今回のロボット支援手術の導入により、従来の開腹手術、腹腔鏡下手術と併せ、それぞれの患者さんにあった術式を提供できようになり、地域の皆様に貢献できるものと考えております。

  

平松医師写真

大腸がん手術のアプローチ方法には、開腹手術・腹腔鏡手術・ロボット支援手術があります。
がんの手術としての「質」が担保されるという絶対的条件のもとで、それぞれの長所・短所を考慮してアプローチ方法を選択します。
ロボット支援手術は、現在は腹腔鏡手術の延長線上に位置づけられますが、腹腔鏡手術に比して、より高解像度の3D画像で手術ができる、腹腔鏡手術の短所である狭い骨盤内での自由な操作が可能となるといった特徴があります。
当科ではその特徴を生かし、直腸・骨盤領域にロボット支援手術を導入することといたしました。
これにより、残すべき骨盤内臓器の神経をしっかり確認・温存し、排尿機能や性機能に優しく、安全な直腸がん手術が期待できます。
ロボット支援手術導入によって、患者さんのより良い術後生活実現の一助となれたらと思っております。

世界における「ダヴィンチ」の臨床使用状況

2012年末までに、全世界で累計1,590,000例を超える症例を数えています。
その実績数は年々拡大し、世界各国で運用されています。
また本製品に起因する重大な事故等は発生しておりません。
日本国内では平成24年4月より手術支援ロボット「ダヴィンチ」を使用した前立腺悪性腫瘍手術が保険適用となりました。

世界における「ダヴィンチ」の臨床使用状況

患者さんにやさしい治療

ロボット支援手術は術後の痛みを緩和し、早期の社会復帰が可能となります。
人にやさしい医療を目指し・・・
からだへの負担を小さく世界レベルの最先端医療をもっと身近に。

患者さんにやさしい治療

当院の適応疾患

 当院は平成25年10月から手術支援ロボット「ダヴィンチ」を使用した手術を行っています。年々適用手術の範囲を拡大し、現在は前立腺、腎、膀胱、子宮、直腸、胃、肺の適用疾患に対して治療を行っています。
 今後も、市民病院としての役割を果たしていくため、症例を重ね、より高度な医療を提供してまいります。

費用の目安

令和2年9月現在
※下記は当院の算定実績(平均値)を元に概算を算出しており、患者さんの症状・入院日数により費用は変動します。
                                                      (円)

  手術 入院日数 診療費
(10割)
自己負担額
3割 認定証区分
一般ウの場合
前立腺疾患 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術 平均12日 1,600,000 480,000 93,430
腎疾患 腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術 平均10日 1,270,000 381,000 90,130
膀胱疾患 腹腔鏡下膀胱悪性腫瘍手術 平均21日 2,300,000 690,000 100,430
直腸疾患 腹腔鏡下直腸切断術 平均17日 1,830,000 549,000 95,730
腹腔鏡下低位前方切断術 平均18日 1,930,000 579,000 96,730
腹腔鏡下直腸切除術 平均13日 1,540,000 462,000 92,830
胃疾患 腹腔鏡下胃全摘術 平均9日 1,640,000 492,000 93,830
腹腔鏡下胃切除術 平均10日 1,480,000 444,000 92,230
腹腔鏡下噴門側胃切除術 平均9日 1,550,000 465,000 92,930
肺疾患 腹腔鏡下肺悪性腫瘍手術
(肺葉切除、1肺葉超)
平均7日 1,840,000 552,000 95,830
子宮疾患 腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術
(子宮体がん)ⅠA期の子宮体がんに限る 
平均6日 1,240,000 372,000 89,830
腹腔鏡下膣式子宮全摘術
(良性腫瘍)
平均6日 910,000 273,000 86,530
腹腔鏡下仙骨膣固定術 平均7日 910,000 273,000 86,530
腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術
(子宮頸がん)自費診療
保険適応外となりますので、お問い合わせください
腹腔鏡下広汎子宮頸部摘出術
(子宮頸がん)自費診療
◎食事費用・自費分を除く。


当院における手術実績

当院における手術実績は、以下のとおりです。

手術支援ロボット「ダヴィンチ」による手術実績(PDF/58KB)

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